似たような話を前にも書きましたが、ゲームの体験版やムービー等の巨大ファイルの配布に、もっとBitTorrentが普及したらいいなと思っています。
とりあえず知名度を上げないと、ダウンロードする方の環境も整わないし、ファイルを配布する側もやりにくいと思います。知名度を上げる手段としては、とりあえず BitTorrent で配布せよ!だと思います。ただ、ダウンロード手段を BitTorrent だけに絞るのはさすがにユーザを無視しすぎだと思いますから、たとえば BitTorrent でのダウンロードを、通常でのダウンロードより 3日間だけ先行して、というのがいいかなと思います (昔 Lindows が、BitTorrent で自社製品をダウンロードしたら半額とかやってましたね)。
……と思ったら、もうそろそろ体験版をネット公開して大変なことになりそうな某所が、 BitTorrent で体験版を先行配布するかも、ということで期待です。
短所は以下の通りです。
1番目は、OperaやFirefoxがサポートするという話もありますが、4番目や5番目とともに、普及するにつれて解消されていく問題だと思います。
2番目は、BitTorrent が「インターネットからローカルのコンピュータへ接続できるように」なってないとダメだからです。実際はダメというわけではなく、外部へしか接続できない(外部から接続できない)環境でも一応ダウンロードはできますが、速度が出ないようです。Azureus や BitComet など、クライアントによっては UPnP に対応しているので、これに対応しているルータならば設定は楽です。
3番目は、Azureus のような一部のクライアントはトラッカーの機能を持っているので、別途用意する必要がない場合もあります。また、Azureus などや公式クライアントの最新開発版が実装している、分散ハッシュ表を用いた方式では、このトラッカーが不要です。ただし、分散ハッシュ表方式の場合、どれぐらいのダウンロードが行われたかは把握することができません。
6番目は、BitTorrent のダウンロード速度が、ネットワーク上に、そのファイルを持ったクライアントがどれほど存在しているかに大きく依存しているためです。人気のあるファイルならばダウンロード中、あるいはダウンロードの終わったクライアントがネットワーク上に多く存在しているため、他のクライアントはそれらのクライアントからダウンロードができますが、人気が無い場合は、1個か2個といった状態になってしまい、ダウンロードが低速になってしまいます。このため、一時期に大量のリクエストが発生するような人気の高いファイル、たとえば人気のゲームの体験版の公開直後などには非常に効果を発揮しますが、公開から時間が経ったり、もともと人気が無いようなファイルだと、BitTorrent を使って配布を行う意味はほとんど無くなってしまいます。
現状で主流の HTTP によるベタなダウンロードに比べて、BitTorrentは以下のような長所があります。
1番目と2番目は、BitTorrent の仕組みによる物です。BitTorrent のクライアントは、ファイルを他のクライアントからダウンロードするとともに、自身も他のクライアントに対してデータを提供します。一つのクライアントは、複数のクライアントからデータを同時に並列してダウンロードすることができるため、クライアントが多ければ多いほど速度が上がる、といった仕組みです。一度データがネットワーク上に行き渡ってしまえば、あとは他のクライアントもデータ提供を行うため、一番最初にネットワークに対してデータを提供するクライアントの負荷は低くて済みます。
3番目は、誰でも、気に入ったファイルのミラーが手軽にできるということになります。BitTorrentクライアントは、通常、ファイルをダウンロード中にも他のクライアントにデータを提供しますが、ダウンロードが終わってもデータを提供し続けます。ファイルをBitTorrentクライアントでダウンロードした後、クライアントを好きなだけ動作させ続けておくだけで、誰もがミラーに参加できると言うことになります。
第1回吉里吉里勉強会 を開催します。
「発表内容は、広い意味で吉里吉里あるいは吉里吉里を用いたソフトウェア開発に関係があれば何でもかまいません。(直接的に吉里吉里の話題でなくてもOK)」とのことです。
私も出席させて頂きますが、何を発表しようかなと考え中。
3日目、14日(日曜日) に studio WALKさんのブース(西け-01b)付近でふらふらしてると思います ...
祭りの季節に、今年もやります。